「メモ」についての考え方が変わりました

前にTwitterでもつぶやいたことがあるんだけど。
いままで、僕は「メモ」に対して否定的な考えをもっていました。
ていうのも、「メモしないと忘れちゃうことなんて、大事なことじゃない」って思ってたから。
だから、忘れないようにするんだったら。メモするんじゃなくて。
「覚えたい」っていう気持ちを強くすることが大切だと考えていました。
つまり、「記録」するよりも「記憶」する方が大切、という考えです。
ここで、話がちょっとずれます。
「メモ」に否定的だった僕だけど、読書メーターでは感想メモを書いています。
また、読書メーターをはじめる前から、ケータイのメモ機能で読書感想を書いてたりしました。
それをちょっと読んでいて、すごくびっくりしたんです。
メモしたくなるほど、そのときは鮮明だった感想が、読みかえしてみるとすごく遠く感じるんです。
中には、ぜんぜん覚えていない感想や考えもあったりして、すごく新鮮に感じました。
つまり、メモは「記録」するだけが目的じゃないってこと。
メモをしたときは、ある方向から物事を見て、そこに何かを感じたんだけど。
メモを読みかえすときには、その物事とは切り離された「感想・考え」を読んで、考えてる。
これって、アイディアを考える基本だけど。それにやっと、気づいた感じ。
いままでは、「忘れちゃうことは興味がないこと。おもしろくないもの」って思ってたけど。
実はそうじゃなかったのかも。
なんでも興味を持とうとすれば、おもしろいし。気になることばっか。
それをぜんぶメモするのは無理だけど。
特に気になったものだけメモしておいて、時間がたってから読みかえすと新しい発見があるかも。
メモはアイディアの材料だと思ったり。
そして、メモから生まれたアイディアも。また、新しいアイディアのためのメモになるのかも。